ロシア外務省はシリア政府が国連および関連機関に対してイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を通じた越境(クロスボーダー)人道支援を6ヵ月に限り認めたことに関して、歓迎の意を表明(2023年7月18日)

ロシア外務省は声明を出し、7月13日にシリア政府が国連および関連機関に対して、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を通じた越境(クロスボーダー)人道支援を6ヵ月に限り認めたことに関して、歓迎の意を表明した。

声明は、シリア政府の決定に関して、越境人道支援が、①シリア政府との完全な連携のもとに実施されること、②イドリブ県を支配する、国連安保理によってテロ組織に指定されている組織と連絡をとらないこと、③赤十字国際委員会(ICRC)とシリア・アラブ赤新月社が物資の輸送を監督すること、④早期復旧プロジェクトを推進すること、を条件として行われるものであることを強調している。

SANA(7月18日付)が伝えた。

AFP, July 18, 2023、ANHA, July 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2023、‘Inab Baladi, July 18, 2023、Reuters, July 18, 2023、SANA, July 18, 2023、SOHR, July 18, 2023などをもとに作成。

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