シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アリーハー市とザーウィヤ山地方の住民がバーブ・ハワー国境通行所経由での越境(クロスライン)による人道支援物を求める一方、シリア政府支配地からの境界経由(クロスライン)での支援を拒否(2023年8月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市とザーウィヤ山地方の住民数十人が「飢え死にするが、父が流した血は忘れない」と銘打ったデモを行い、バーブ・ハワー国境通行所経由での越境(クロスライン)での人道支援物資の輸送を求めるとともに、シリア政府支配地からの境界経由(クロスライン)での支援に拒否の姿勢を示した。

AFP, August 11, 2023、ANHA, August 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2023、‘Inab Baladi, August 11, 2023、Reuters, August 11, 2023、SANA, August 11, 2023、SOHR, August 11, 2023などをもとに作成。

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