イスラエル軍が再びアレッポ国際空港を爆撃、これによって空港がまたもや利用不能に(2023年10月14日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、14日午後11時35分にイスラエル軍がラタキア県西の地中海上空からアレッポ国際空港(アレッポ県)に対してミサイルで爆撃を行い、これによって物的損害が生じ、空港が利用できなくなったと発表した。

声明において、国防省は以下の通りイスラエルの攻撃を批判した。

この新たな攻撃は、イスラエル占領政体の犯罪的手法を示すもので、それは今日、明らかにパレスチナ人民に対して続けられている犯罪、女性や子供といった無辜の市民に対する虐殺のなかに体現されている。また、それは、この敵テロリストが、民間の空港に対する攻撃によって、法律や国際慣習を重視せず、地域、とりわけ中東におけるテロ組織の最大の支援者にしてテロの源泉であることを明白に示している。

SANA(10月14日付)が伝えた。

AFP, October 14, 2023、ANHA, October 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2023、‘Inab Baladi, October 14, 2023、Reuters, October 14, 2023、SANA, October 14, 2023、SOHR, October 14, 2023などをもとに作成。

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