レバノン南部・イスラエル北部でヒズブッラー(レバノン・イスラーム抵抗)とイスラエル軍の散発的交戦は続く(2023年10月16日)

イスラエル軍は15日午前1時頃、テレグラムのアカウント(https://t.me/idfofficial/4237)を通じて、15日のヒズブッラーによるイスラエル領内への発砲への報復としてレバノン領内のヒズブッラーの軍事インフラを攻撃したと発表、その映像を公開した。

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一方、レバノン・イスラーム抵抗は声明を出し、レバノンとの境界に近いイスラエル北部のイスラエル軍の5つの陣地を銃撃などで攻撃したと発表した。

攻撃が行われたのは、ミスカーフ・アーム陣地、ヒルバト・マナーラ陣地、ハルムーン陣地、リーシャー陣地、ラーミヤ陣地。

ナハールネット(10月6日付)によると、ヒズブッラーが攻撃を行ったのは、イスラエル軍の監視カメラのみだったという。

これに関して、レバノン・イスラーム抵抗の戦争広報は、監視カメラを破壊する映像を公開した。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、ザヒーラ村(南部県スール郡)に面するイスラエル領内のジャルダーフ丘に展開する戦車を狙ったと発表、その映像を公開した。

イスラエル軍の戦車を攻撃したのは、レバノン・イスラーム抵抗に所属する殉教者アリー・カーミル・ムフスィン団。

この攻撃に関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後6時頃、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、レバノンとの境界に設置されているイスラエル軍の陣地複数ヵ所が軽火器の発砲を受けるとともに、シリア軍の戦車に向けて対戦車ミサイル1発が発射されたと発表した。

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これに対して、イスラエル軍はザヒーラ村一帯を砲撃した。

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マナール・チャンネル(10月16日付)、ナハールネット(10月6日付)などが伝えた。

AFP, October 16, 2023、ANHA, October 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2023、‘Inab Baladi, October 16, 2023、Qanat al-Manar, October 16, 2023、Reuters, October 16, 2023、SANA, October 16, 2023、SOHR, October 16, 2023などをもとに作成。

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