ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を2件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2023年10月20日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に2件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-16戦闘機3機、ラファール戦闘機2機、MQ-9無人航空機1機、MQ-1C無人航空機1機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

クリット副センター長はこのほかにも、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)によるシリア軍陣地への砲撃を1回(イドリブ県)確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月20日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 20, 2023をもとに作成。

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