シャーム解放機構の総合治安機関が幹部の1人の離反を受け、イドリブ市、サルマダー市および同市一帯で同機構の司令官2人を含む12人を拘束(2023年12月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、イドリブ市、サルマダー市および同市一帯で、同機構の司令官2人を含む12人を拘束した。

12人の拘束は、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に近い幹部の1人アブー・アフマド・ズクール氏の離反を受けたもの。

アブー・アフマド・ズクール氏は8月17日に「自身の立場の気密性を考慮せず、あるいは許可をとることの必要を考慮せず、意図を明示しないまま、意思疎通を行うに際して過ちを犯した」との理由でシューラー評議会メンバーを解任され、消息不明となっているアブー・マーリヤー・カフターニー氏を支持するグループにも近いともされている。

AFP, December 13, 2023、ANHA, December 13, 2023、‘Inab Baladi, December 13, 2023、Reuters, December 13, 2023、SANA, December 13, 2023、SOHR, December 13, 2023などをもとに作成。

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