イスラエル軍はシリアでのロケット弾攻撃を指揮してきたハマースのハサン・アッカーシャを殺害したと発表(2024年1月8日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がバイト・ジン村郊外の農場にある自宅前にいたパレスチナのハマースの幹部を無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、この幹部を殺害した。

ドローンは占領下のゴラン高原を離陸し、攻撃を行った。

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イスラエル軍は午後9時2分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

イスラエル軍は本日(月曜)、シリアのバイト・ジン村でハサン・アッカーシャを殲滅した。この人物は、過去数週間にわたってシリア領内からのハマースによるロケット弾発射してきた責任者のなかの中心人物で、今般の戦争開始以来、シリアからイスラエル領内にロケット弾攻撃を行うハマースのテロ細胞を指揮してきた。

イスラエル軍は午後11時9分にも、以下の通り、ダニアル・ハガリ報道官の発表の抜粋を発表した。

本日、我々はシリアのバイト・ジン村でハサン・アッカーシャを殲滅した。この人物は、過去数週間にわたってシリア領内からイスラエル国内前線のハマースによるロケット弾発射してきた責任者のなかの中心人物だった。我々はハマースの指導者に対する作戦を続ける。

AFP, January 8, 2024、ANHA, January 8, 2024、‘Inab Baladi, January 8, 2024、Reuters, January 8, 2024、SANA, January 8, 2024、SOHR, January 8, 2024などをもとに作成。

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