米中央軍(CENTCOM)はフーシー派がイエメン領内の支配地から南紅海とアデン湾に向けて6発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表(2024年2月7日)

米中央軍(CENTCOM)は午前2時58分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間の6日午前1時45分頃から午後4時30分頃にかけて、フーシー派がイエメン領内の支配地から南紅海とアデン湾に向けて6発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表した。

声明によると、対艦弾道ミサイル6発のうち3発は、ギリシャが所有する同国船籍の貨物船MVスター・ナスィアを狙ったもので、午後3時30分頃、同船近くで爆発があり、軽微な損害が出た。

また米海軍USSラブーン(DDG58)が午後4時30分、3発目の対艦弾道ミサイルを迎撃、撃破した。

残りの3発は、英国が所有するバルバドス船籍のMVモーニング・タイドを狙った可能性が高いが、同船に損害はなかった。


AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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