イスラエル軍によるレバノン南部への爆撃で避難民を誘導していたレバノン軍将兵3人が死亡:イスラエル軍はレバノン南部での戦闘で兵士5人が死亡したと発表(2024年10月24日)

ナハールネット(10月24日付)、NNA(10月24日付)、マナール・チャンネル(10月24日付)などによると、イスラエル軍は、首都ベイルート郊外のカハーラ村の街道で車1台を無人航空機1機で攻撃し、乗っていた2人を殺害した。

イスラエル軍はまた、レバノン南部、ベカーア地方各所への爆撃を続けた。

24日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、兵士4人が死亡したとする声明を発表、またその後1人が死亡したとする声明を発表した。

レバノン軍は声明を出し、レバノン南部で住民の避難を誘導していたレバノン軍部隊がイスラエル軍の爆撃を受け、士官1人と兵士2人が死亡したと発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月24日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して26回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、ハイファー市北の防衛工場などをロケット弾を攻撃した。

イスラエル軍の発表によると、午後3時00分の時点で、ヒズブッラーは約120発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 24, 2024、ANHA, October 24, 2024、‘Inab Baladi, October 24, 2024、Naharnet, October 24, 2024、NNA, October 24, 2024、Qanat al-Manar October 24, 2024、Reuters, October 24, 2024、SANA, October 24, 2024、SOHR, October 24, 2024などをもとに作成。

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