米中央軍(CENTCOM)はシリア政府の支配地だった地域でダーイシュの拠点と要員を狙って爆撃を実施し、12人を殺害したと発表(2024年12月16日)

米中央軍(CENTCOM)は12月16日付で声明第20241216-01号を発表した。

声明の内容は以下の通り。

CENTCOM部隊は12月16日、シリアにおいてISIS(ダーイシュ(イスラーム国))の既知の拠点および要員を標的とした精密爆撃を実施し、ISISのテロリスト12人を殺害した。 ISISの指導者、要員、および拠点に対する今回の爆撃は、ISISを撹乱、弱体化、壊滅させる継続的な任務の一環として実施され、テロ組織が対外的な作戦を行うことを防ぎ、シリア中部での再編成の機会を模索させないようにすることを目的としている。 なお、最近の爆撃は、体制派およびロシアが支配していた地域で実施され、ISISに対する圧力は維持されている。 戦闘被害評価が進行中であり、民間人の死傷者が出たとの兆候はない。 「CENTCOMは、地域の同盟国およびパートナーと協力し、ISISが再編成し、シリアの現在の状況を悪用することを決して許さない」とマイケル・エリク・クリラ将軍は述べている。

AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

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