アレッポ県各所で「トルコの傭兵」(シリア国民軍)がクルド人住民を拉致(2025年6月11日)

アレッポ県では、ANHAによると、「トルコの傭兵」(シリア国民軍)がアレッポ市に向かおうとしたトルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のバークー村で出身の若い男性1人を拉致した。

また、ANHAによると、「トルコの傭兵」はハサカ県カーミシュリー市からアレッポ市のシャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に向かっていた2人を拉致した。

さらに、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市でアフリーン市に向かおうとしていたクルド人の若い青年を拉致した。

シリア人権監視団によると、拉致したのはハムザ師団とスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)が合同で設置している検問所の戦闘員らで、北・東シリア地域民主自治局に協力しているとの理由で逮捕された。

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