人民議会選挙高等委員会は、アレッポ大学のナスル講堂で県内の社会団体代表、学識者、地域の有力者らの協議会合を開催(2025年6月25日)

SANAによると、人民議会選挙高等委員会は、アレッポ大学工学部のナスル講堂で県内の社会団体代表、学識者、地域の有力者らの協議会合を開催した。

参加者からは、復興段階において有識者の議会内での代表性の確保が重要であることが強調される一方、人民議会とは諮問評議会(マジュリス・シュラー)を設置すべきとの提案や、若者代表の役割を強化すべきだとの指摘が相次いだ。

また、イナブ・バラディーによると、議会の定数を150から300に倍増させる必要性が指摘されるとともに、法曹会の人材の活用が不可欠であるとの主張がなされたほか、戦死者・行方不明者・被拘束者の遺族のための議席の確保が提案された。

また、女性の代表性が確保されない場合、大統領指名枠によってこれを補うことが確認された。

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