ハマー県でアラウィー派の殺害が続く(2025年7月5日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャトハ町近郊の街道で、羊飼いの家族が武装グループの襲撃を受け、若い男性1人と少女1人が銃撃により殺害された。

また、シリア人権監視団によると、マアリーン村では、アラウィー派の男性が農地近くで武装グループに銃撃され死亡した。

さらに、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市東のラヒーヤ村の住民と遊牧民の武装グループ、内務省総合治安局と関係があると見られる部隊部隊がシュハイブ村を襲撃、アラウィー派の若い男性が殺害された。

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SANAによると、内務省は、ラタキア県で、県の内務治安司令部とテロ撲滅課の連携により、2人の戦争犯罪人、アンワル・リーハーン容疑者とその父アーディル・アフマド・リーハーン容疑者を逮捕したと発表した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のムハージリーン地区でのビジュアル・アイデンティティ発表の祝典の祝砲の流れ弾で12歳の少女が負傷した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ムトゥーナ村で数日前に行方不明となっていた大学生が遺体で発見された。

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また、シリア人権監視団によると、同じくヒムス市のムハージリーン地区では、内務省総合治安局に所属する武装グループがアラウィー派の男性を襲撃し、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町で催されていた結婚式の祝砲の流れ弾で、若い男性1人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコの支援を受ける武装グループ(シリア国民軍)が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のラージュー町近郊でクルド人高齢男性を襲撃し、暴行を加え、金品を略奪した。バドリー・アリー氏を残虐に暴行し、彼の所有物、特に運転していた車を奪った。

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