シリア人権監視団によると、国連の医療チームは、スワイダー県から負傷者や民間人を避難させることを目的としてスワイダー県に入ったが、正体不明の勢力による間接的な銃撃を受け、ダルアー県に撤退した。
なお、国連の医療用バスが県境付近に到着していたが、シャルア移行期政権の当局は正式な許可を与えることを拒否し、結果として避難活動は中止された。
**
国連シリア常駐調整官室は、フェイスブックを通じて、国連およびそのパートナーが、シリア・アラブ赤新月社を通じて、シリア当局との完全な調整のもと、スワイダー県の情勢に対応するための支援提供に積極的に取り組んでいるとしたうえで、必需品を含む新たな支援物資を22日にシリア・アラブ赤新月社に引き渡したと発表した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
