アフマド・シャルア移行期政権の高官筋は、イフバーリーヤ・チャンネルに対して、フランスのパリで行われたシリア民主軍との交渉での政権側の姿勢について以下の通り述べた。
・シリア国家は、国家の統一と主権的機関の原則に反するような、威圧や事前条件の押し付けに基づくいかなる言説も、過去にも将来にも受け入れない。
・真の国民対話は、武力による圧力の下ではなく、いかなる外部勢力にも頼らず、国家の統一とシリア国家の権威への完全なコミットメント、そして正統な機関への忠誠を通じてのみ実現される。
・「武器の放棄拒否」や「軍事ブロックの維持」といった主張は、完全に受け入れがたいものであり、統一国家軍の構築原則や、今年3月にアフマド・シャルア暫定大統領とマズルーム・アブディそうしれ間との間で署名された合意の基本と矛盾している。
・シリア軍機構の外にあるいかなる軍事組織も、国家にとって正当なものとは見なされず、武装の継続や国家機関からの分離を維持しようとするいかなる試みも、緊張と分断を深める道であり、包括的な国家的解決にはつながらない。
・スワイダー県や沿岸地域での出来事を口実に、国家機関への統合拒否やその意図を疑う行為は、断じて非難されるべきであり、世論を扇動し、事実を歪曲しようとする露骨な試みを反映している。
・シリア国家は、あらゆる困難にもかかわらず、スワイダー県での流血や内乱を防ぐために多大な努力を払い、引き続き全県でその国民的役割を果たしており、いかなる構成員の違いによっても区別を行っていない。
・シリア国民のアイデンティティは、特定の地域や軍事組織から形成されるのではなく、一つの憲法と統一された国家機関を有する国家への帰属を通じて築かれるものである。
・「独自のアイデンティティ」への呼びかけは、国民性の原則と矛盾し、いかなる状況下でも容認されない分離主義的な呼びかけである。
・シリア国家は、責任から逃れたことはなく、常に祖国の全人民を差別なく保護する唯一の当事者であり続け、平和と安定の実現に向けて、国民すべてとの対話を継続する。
・シリア政府は、持続的な政治的解決への唯一の道は、国家の庇護下へ戻り、いかなる先入観的条件や武力による脅迫、外部プロジェクトへの依存から離れた形で、国家主権と領土一体性の下で真剣な国民対話を開始することにあると強調した。
مصدر مسؤول في الحكومة للإخبارية حول المفاوضات مع “قسد”:
📌الدولة السورية لم ولن تقبل بأي خطاب يقوم على التهديد أو فرض شروط مسبقة تتعارض مع مبدأ وحدة الدولة ومؤسساتها السيادية
📌الحوار الوطني الحقيقي لا يكون تحت ضغط السلاح أو عبر استقواء بأي طرف خارجي بل من خلال التزام كامل… pic.twitter.com/GgK9SOoGmM
— الإخبارية السورية (@AlekhbariahSY) July 24, 2025
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なお、アラビーヤ・チャンネルは23日、速報でシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官がアフマド・シャルア移行期政権の関係者と会談するため、フランスの首都パリに到着したと報じていた。
مصدر للعربية: مظلوم عبدي وصل إلى باريس للقاء مسؤولين من الحكومة السورية #العربية_عاجل
— العربية عاجل (@AlArabiya_Brk) July 23, 2025
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