ダマスカス県刑事調査局支部は、ダマスカス大学文学部の学部長室に対する襲撃事件に関与した3人を逮捕(2025年10月24日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャルマーナー市のダッフ・サフル地区で10月15日に発生した正体不明の武装グループによる銃撃事件で負傷していたドゥルーズ派の若者が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、覆面姿の複数の男たちが、ラタキア市内の食品(アクル)通りで宝石商を誘拐しようとしたが、宝石商が抵抗、覆面犯の1人が負傷した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、覆面姿の武装グループが、アッカール平原地帯の複数の村(サムカ村、ダキーカ村、ズィヤーダ村、ミンタール村、サフサーファ村)の民家に対して無差別に発砲し、住民に暴行を加え、略奪を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バヤーヌーン町およびラトヤーン村で、約1ヵ月前に発生したシーア派男性殺害事件の容疑者として住民2人がアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊に逮捕されたことを受けて抗議集会が発生した。

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内務省(フェイスブック)によると、ダマスカス県刑事調査局支部は、ダマスカス大学文学部の学部長室に対する襲撃事件に関与した3人を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団が25日に発表したところによると、ヒムス市のワリード地区でバイクに乗った正体不明の武装グループが民家に手榴弾を投げつけ、アラウィー派の女性教師1人が死亡、親族の女性1人が負傷した。する事件が発生した。

死亡した女性教師は、現在ハマー中央刑務所に収監されている元技術士官の妻。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団が25日に発表したところによると、ムハージリーン区の公園で椅子の使用をめぐる口論が発端となり、若者1人が刃物で刺され死亡、もう1人が重傷を負った。

 

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