米主導の有志連合がタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)外のバグダード・ダマスカス国際道路沿線近くに新たな軍事拠点の建設を開始(2025年10月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)外のバグダード・ダマスカス国際道路沿線近くに新たな軍事拠点の建設を開始した。

拠点は、アフマド・シャルア移行期政権の内務省との調整のもとで建設が進行中で、有志連合の直接監督のもと、移行期政権の新兵の訓練を通じた能力向上と作戦即応性の改善を目指している。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、軍事・兵站資材を積載した35台以上のトラックからなる米主導の有志連合の車列がイラク・クルディスタン地域からワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を通過して、カスラク村の基地に到着した。

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