シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の調整広報局は、フェイスブックを通じて声明を発表した。
声明のなかで、ザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃について、これらの武装勢力がアフマド・シャルア移行期政権の要員の支援を受けていると断じ、現在までに、民間人2人の死亡と10人の負傷を確認したことを明らかにした。
また、アラウィー派に対する攻撃の即時停止と民間人の保護、国際的に独立した調査委員会の現地への派遣と犯罪の記録、国際人道法および国際人権法に基づき、直接の実行者および扇動者の追及・処罰を求めた。
また、移行期政権の当局が宗派的性質を帯びたこうした攻撃を阻止できていないと非難、民間人の安全に対して全面的責任を負うよう求めた。
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