『ウォールストリート・ジャーナル』は、米政府高官3人の話として、米軍がシリアから部隊を完全撤退させることを検討していると伝えた。
記事によると、国防総省(戦争省)は、シリア民主軍が敗北した後も、米軍がシリアに駐留し続ける任務に意義があるのかと疑問を抱くようになっており、シリア民主軍が完全に解体されるのであれば、米軍がシリアに留まり続ける理由はないと見ている。
また記事によると、その背景の一つとして、アフマド・シャルア移行期政権の部隊(新シリア軍)との協力がもたらす困難が挙げられ、米当局者らは、この部隊にはジハード主義の共感者が浸透しており、アル=カーイダやイスラーム国とつながりがある兵士や、クルド人やドゥルーズ派に対する戦争犯罪の疑いに関与した者も含まれていると語った。
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