ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は中国の王外交部長と会談「イドリブ県のテロ組織は根絶される。シリア国内に違法に駐留するすべての外国軍が撤退すべき」(2019年6月18日)

中国を訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は、王毅外交部長と会談した。

SANA(6月18日付)によると、会談では両国友好関係の発展に向け、相互訪問の継続と連携を強化することの重要性が確認された。

会談後の共同記者会見で、ムアッリム外務在外居住者大臣は、イドリブ県情勢に言及、同地で活動を続けるテロ組織が根絶されるだろうと述べるとともに、シリア国内に違法に駐留するすべての外国軍が撤退すべきだと訴えた。

これに対して、王外交部長は、シリアでの「テロとの戦い」への支援を継続するとの意思を示した。

AFP, June 18, 2019、ANHA, June 18, 2019、AP, June 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 18, 2019、al-Hayat, June 18, 2019、Reuters, June 18, 2019、SANA, June 18, 2019、SOHR, June 18, 2019、UPI, June 18, 2019などをもとに作成。

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