トルコのアカル国防大臣はジェフリー米国務省シリア問題担当特使と会談し、シリア北東部での安全地帯設置とYPG退去を求める(2019年7月22日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使と会談した。

アナトリア通信(7月23日付)によると、会談でアカル国防大臣は、シリア北東部の国境地帯に安全地帯を設置し、同地から人民防衛部隊(YPG)/クルディスタン労働者党(PKK)を排除し、その拠点を破壊する必要があると改めて強調した。

また、米国の高官がYPG/PKKの幹部との会談を繰り返していることに遺憾の意を示した。

これに対してジェフリー特使は、YPGの重火器を撤去し、難民を帰還させるのにふさわしい状況を作り出す必要があると応えたという。

AFP, July 23, 2019、ANHA, July 23, 2019、AP, July 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2019、Reuters, July 23, 2019、SANA, July 23, 2019、SOHR, July 23, 2019、UPI, July 23, 2019などをもとに作成。

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