イドリブ県、ラタキア県北東部では散発的な戦闘が続いたが死者は記録せず(2019年9月6日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから7日目(爆撃を激化させてから128日目)を迎えた9月6日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,124人だった。

内訳は、民間人1,048人(うち女性186人、子供261人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,670人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(9月6日付)によると、シリア軍地上部隊がヒーシュ村、ハーッス村、タッフ村、タフターヤー村、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、アーミリーヤ村、ウンム・ジャラール村を砲撃、ハルバーン村一帯でシャーム解放機構と交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

AFP, September 6, 2019、ANHA, September 6, 2019、AP, September 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 6, 2019、Reuters, September 6, 2019、SANA, September 6, 2019、SOHR, September 6, 2019、UPI, September 6, 2019などをもとに作成。

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