イドリブ県、アレッポ県へのシリア軍の爆撃・砲撃で子ども5人、女性1人を含む15人死亡(2020年1月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアリーハー市、サラーキブ市を爆撃し、アリーハー市では子ども3人を含む住民12人が、サラーキブ市では女性1人が死亡した(シリア人権監視団によると、その後死者は、女性1人と子ども3人を含む14人に)。

シリア軍はこのほかにも、戦闘機が、サラーキブ市一帯、マアッラト・ヌウマーン市一帯、M5高速道路沿線一帯、ダイル・シャルキー村、ムアスラーン村、イフスィム村、ハントゥーティーン村、マアッル・シャマーリーン村、マアッルシューリーン村を爆撃、ヘリコプターがムアスラーン村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシャムシャ村、ガドファ村、カフルルーマー村、マアッルシューリーン村、マアッル・シャマーリーン村、ダイル・シャルキー村、ダイル・ガルビー村を「樽爆弾」で爆撃した。

また、ロシア軍戦闘機もムアスラーン村、ガドファ村を爆撃した。

一方、SANA(1月5日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市一帯、ダイル・シャルキー村、マアッル・シャマーリーン村、ムアスラーン村一帯、サラーキブ市一帯にある反体制武装集団拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がズィルバ村を爆撃した。

シリア軍はまた地上部隊がバルナ村を砲撃し、子ども2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県10件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(イドリブ県15件、ラタキア県2件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認した。

AFP, January 5, 2020、ANHA, January 5, 2020、AP, January 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 5, 2020、Reuters, January 5, 2020、SANA, January 5, 2020、SOHR, January 5, 2020、UPI, January 5, 2020などをもとに作成。

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