イドリブ県でシャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室がシリア軍と激しく交戦、双方合わせて45人死亡(2020年1月8日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月9日付)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室が、サムカ村、ファルワーン村、バルサ村に侵攻し、シリア軍地上部隊と激しく交戦し、3カ村を一時制圧したが、シリア軍がその後これを奪還した。

同監視団によると、この攻防でシリア軍兵士27人、反体制武装集団戦闘員18人が死亡した。

シリア軍地上部隊はまた、ビダーマー町、マルアンド村、ナージヤ村一帯を砲撃した。

一方、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市近郊のサムカ村、バルサ村にある反体制武装集団の拠点を爆撃・砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がICARDA一帯を砲撃した。

AFP, January 8, 2020、ANHA, January 8, 2020、AP, January 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2020、Reuters, January 8, 2020、SANA, January 8, 2020、SOHR, January 8, 2020、UPI, January 8, 2020などをもとに作成。

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