SANA(1月13日付)は、関係機関がシリア軍の監督のもと、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に反体制派支配地域からの住民を受け入れるための人道回廊を設置したと伝えた。
これを受け、アレッポ県では、反体制派の支配下にある県南部の住民数十人が、シリア政府によって設置されたハーディル村の人道回廊を通じて、シリア政府避難地域に脱出した。
しかし、シリア人権監視団は、複数の情報筋の話として、人道回廊から住民が政府支配地域に脱出したとの報道は正しくないと発表した。
AFP, January 13, 2020、ANHA, January 13, 2020、AP, January 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2020、Reuters, January 13, 2020、SANA, January 13, 2020、SOHR, January 13, 2020、UPI, January 13, 2020などをもとに作成。
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