ロイター通信(1月14日付)は、3日にモスクワで行われたシリアのアリー・マムルーク国民安全保障会議議長とトルコのハカン・フィダン国家諜報機構(MİT)長官の会談に関して、イドリブ県での停戦に加えて、北東部で人民防衛隊(YPG)を排除するための連携の可能性について協議された、と伝えた。
トルコの高官は匿名を条件に、会談での議論では「ユーフラテス川東岸でYPGに対して共同行動をとる可能性」についても話し合われたと明かした。
これに対して、SANA(1月14日付)は、シリア側消息筋の話として、ロイター通信の報道内容を否定、会談ではトルコのシリア領からの撤退の是非に議論が限定されたと伝えた。
AFP, January 14, 2020、ANHA, January 14, 2020、AP, January 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2020、Reuters, January 14, 2020、SANA, January 14, 2020、SOHR, January 14, 2020、UPI, January 14, 2020などをもとに作成。
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