人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令部は、ダイル・ザウル県ウマル油田で記者会見を開き、同県東部での「テロ撲滅」キャンペーン第2段階の終了を宣言する声明を発表した。
声明によると、「テロ撲滅」キャンペーン第2段階に参加したのは、シリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)、ダイル・ザウル軍事評議会、内務治安部隊(アサーイシュ)および同部隊所属の緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)、自治部隊、国境警備隊、憲兵隊、そして有志連合。
17日に開始されたキャンペーンで、ダーイシュのメンバー31人を逮捕、武器、装備、弾薬を押収した。
シリア民主軍はまた、「テロ撲滅」キャンペーン第2段階の開始に伴い、17日にダイル・ザウル県東部で発出していた外出禁止令を解除した。
AFP, July 20, 2020、ANHA, July 20, 2020、AP, July 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2020、Reuters, July 20, 2020、SANA, July 20, 2020、SOHR, July 20, 2020、UPI, July 20, 2020などをもとに作成。
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