シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認(2020年7月20日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」で、新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認された。

これにより、6月9日以降、「解放区」とトルコ占領地で確認された感染者数は19人(うち医療関係者6人)となった。

うち15人は「解放区」、4人は占領地で感染が確認されている。

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トルコ占領下のアフリーン郡では、国民軍が、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県の「解放区」への移動を希望する住民に対して、ジンディールス地元評議会が発行する「渡航許可証」を取得するよう要請、許可証を持たない住民の往来を禁止すると発表した。

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一方、反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月20日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計19人となった。

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AFP, July 20, 2020、ACU, July 20, 2020、ANHA, July 20, 2020、AP, July 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2020、Reuters, July 20, 2020、SANA, July 20, 2020、SOHR, July 20, 2020、UPI, July 20, 2020などをもとに作成。

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