外務在外居住者省はイスラエル軍によるダイル・ザウル県への大規模爆撃に関して「分離主義テロ民兵が国民にテロ・犯罪・抑圧行為を行うなかで実施された」として、シリア民主軍(2021年1月13日)

外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、イスラエル軍によるダイル・ザウル県ダイル・ザウル市、ブーカマール市、マヤーディーン市に対する爆撃について報告したうえで、「分離主義テロ民兵」が、米政権やいわゆる有志連合の支援を受けて、ハサカ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県のシリア国民に対してテロ・犯罪・抑圧行為を行うなかで実施された」と表明、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)、同組織が主導する自治政体の北・東シリア自治局、同自治局の武装部隊で、人民防衛隊(YPG)を主体とする人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるシリア北東部への実効支配を暗に非難した。

AFP, January 13, 2021、ANHA, January 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2021、Reuters, January 13, 2021、SANA, January 13, 2021、SOHR, January 13, 2021などをもとに作成。

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