ロシア難民受入移送居住センター:難民296人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は675,939人に(2021年6月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月18日付)を公開し、6月17日に難民296人(うち女性88人、子供151人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民296人(うち女性88人、子供151人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は675,939人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者280,691人(うち女性84,364人、子ども142,879人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は905,219人(うち女性271,640人、子供461,370人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,490人(うち女性33,284人、子供32,152人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,086人(うち女性415,843人、子供675,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 18, 2021をもとに作成。

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