イドリブ県活動家らがシャーム解放機構、シリア救国内閣の抑圧に抗議する活動をネット上で開始(2021年6月17日)

レヴァント・ニュース(6月17日付)は、イドリブ県中北部のいわゆる「解放区」の軍事治安権限を握るシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と、その委託を受けて自治を行うシリア救国内閣による抑圧に抗議するため、同地の複数の活動家らが、「イドリブを緑に」(إدلب خضرا)と書かれ、「#023」というハッシュタグが付された白い画像をインターネットを通じて拡散していると伝えた。


023はイドリブ県の市街局番。

活動を行う活動家らによると、この抗議キャンペーンは、自由な抗議行動が認められていない状況下で、「本当のイドリブ県のイメージ、同地を支配するジハード主義グループの暗黒に苦しむさま」を見せることが狙いで、「刑務所に収監されている言論半、自由シリア軍の元戦闘員に世界の目を向けたい」としている。

AFP, June 20, 2021、ANHA, June 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 20, 2021、Levant News, June 17, 2021、Reuters, June 20, 2021、SANA, June 20, 2021、SOHR, June 20, 2021などをもとに作成。

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