ダルアー市でシリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーが交戦、住民1人死亡(2021年8月23日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーが籠城を続けるダルアー市ダルアー・バラド地区に対して、シリア軍が砲撃を加え、住民1人が死亡、複数が負傷した。

シリア軍はまた、ダルアー市マタール地区に対しても砲撃を行う一方、ヤードゥーダ村近郊の灌漑局施設などに部隊を増強した。

一方、HFL(8月23日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区で「地元の若者たち」が進攻を試みたシリア軍第4師団と激しく交戦し、これを撃退した。

また、SANA(8月23日付)によると、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーが、ダルアー市マイサルーン地区を砲撃した。

AFP, August 23, 2021、ANHA, August 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2021、HFL, August 23, 2021、Reuters, August 23, 2021、SANA, August 23, 2021、SOHR, August 23, 2021などをもとに作成。

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