イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村およびその周辺、バサーミス村、イブリーン村一帯に対して8回の爆撃を実施した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
また、シリア軍はジスル・シュグール市南のクファイル村を砲撃し、子供1人が死亡、5人が負傷した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方一帯に対して4回の爆撃を実施した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県13件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は20件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, September 19, 2021、ANHA, September 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2021、Reuters, September 19, 2021、SANA, September 19, 2021、SOHR, September 19, 2021などをもとに作成。
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