シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県で砲撃戦(2021年11月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯で激しい砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バイニーン村、フライフィル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室がミーズナーズ村、カフル・ヌーラーン村一帯で激しい砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スーラ町でシリア軍予備役士官1人がオートバイに乗った正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

ダルアー市でもシリア軍第4師団の兵士募集に携わっていた男性1人が正体不明の武装集団によって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, November 2, 2021、ANHA, November 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2021、Reuters, November 2, 2021、SANA, November 2, 2021、SOHR, November 2, 2021などをもとに作成。

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