ダイル・ザウル県では、SANA(11月20日付)によると、11月14日にシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市で開始された指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。
アカイダート部族のシャイフの1人アブドゥルカリーム・ダンダル氏はSANAの特派員に対して、「今回の包括的社会復帰(プロセス)は前代未聞の規模で、祖国の庇護のもとに復帰したいと考えられている人々にとっての好機だ…。部族のシャイフや名士は、米占領軍の支援を受けるシリア民主軍支配下のジャズィーラ地方に住む県民と連絡をとり、彼らにこのプロセスに参加するよう呼びかけている」と述べた。
AFP, November 20, 2021、ANHA, November 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2021、Reuters, November 20, 2021、SANA, November 20, 2021、SOHR, November 20, 2021などをもとに作成。
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