シリア革命反体制勢力国民連立傘下の「在カタール・シリア大使館」は2021FIFAアラブ・カップでシリア国旗が使用されていることに関して、「シリア革命を支援するカタールの姿勢の変化ではない」と説明(2021年12月1日)

シリア革命反体制勢力国民連立の傘下組織で、カタールの首都ドーハにあるシリア大使館で活動している「在カタール・シリア大使館」はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/syrembassydoha/)を通じて声明を出し、11月30日にドーハで開幕した2021FIFAアラブ・カップ(第12回アラブ・カップ)へのシリア代表チームへの参加とシリア国旗の使用に関して以下の通り表明した。

FIFAの傘下で実施されるアラブ・カップが、体制の代表とシリアを代表する赤い旗(シリア国旗)を採用したことは、シリア革命を支援するカタール国の確固たる支援に変化が生じた者ではないと明言する。

 

**

シリア・スポーツ総連合はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/gsf.sy/)に「シリアの国旗とシリア・アラブ共和国国歌…カタールでのアラブ・カップ開会式より」と書き込み、会場に投影されたシリア国旗の写真を掲載した。

AFP, December 1, 2021、ANHA, December 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2021、Reuters, December 1, 2021、SANA, December 1, 2021、SOHR, December 1, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.