シリア軍がカーミシュリー市近郊で米軍の車列の通過を阻止、退却させる(2021年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村に設置されている検問所に駐留するシリア軍部隊が、村を通過してカーミシュリー市方面に向かおうとした米軍の装甲車5輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌複数輌からなる車列の通過を阻止、退却させた。

シリア人権監視団によると、検問所で米軍の車列に対峙したのは国防隊。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約15輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、米軍基地が設置されているマーリキー市方面に向かった。

AFP, December 14, 2021、ANHA, December 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2021、Reuters, December 14, 2021、SANA, December 14, 2021、SOHR, December 14, 2021などをもとに作成。

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