ロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるルヴォヴァ=ベロヴァ氏がカーミシュリー市の北・東シリア自治局渉外関係局を訪問し、ダーイシュのロシア人メンバーの遺児8人の身柄を引き取る(2021年12月16日)

シリアを訪問中のロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ氏を代表とする使節団が、ハサカ県のカーミシュリー市にある北・東シリア自治局の渉外関係局を訪問し、アブドゥルカリーム・ウマル渉外関係局共同局長、ファナル・カイート共同副局長と会談した。

会談後の共同記者会見で、アブドゥルカリーム共同局長はルヴォヴァ=ベロヴァ弁務官らの訪問に歓迎の意を示すとともに、ハサカ県のフール・キャンプに収容されていたダーイシュ(イスラーム国)のロシア人メンバーの遺児8人の身柄をロシア側に引き渡したことを明らかにした。


ANHA(12月16日付)が伝えた。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021などをもとに作成。

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