トルコ軍の砲撃に対抗して、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からアレッポ県北部のトルコ占領地に砲撃、トルコ軍兵士6人負傷、イラン製の自爆型ドローンがシリア国民軍の拠点1ヵ所を攻撃(2022年8月7日)

アレッポ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村、トゥーハール村、フーシャリーヤ村、タッル・リフアト市一帯および同市近郊のバイナ村、ウンム・フーシュ村、マルアナーズ村、ハルバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地から発射された砲弾複数発が、トルコの占領下にある県北部のカルジャブリーン村に設置されているトルコ軍基地に着弾、トルコ軍兵士6人が負傷した(トルコ国防省の発表によると、その後2人が死亡した)。

またイラン製の自爆型の無人航空機(ドローン)がトルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のシリア国民軍の拠点1ヵ所を攻撃した。

 

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、8月6日のハサカ県カーミシュリー市工業地区に対するトルコ軍の無人航空機(ドローン)での攻撃で死亡した4人のうちの1人が、同軍の軍規機構のメンバーだったと発表した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、August 8, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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