月別アーカイブ: 2018年4月

先進国7カ国(G7)外相会合はアサド政権下のシリアへの復興支援を行わないことを確認(2018年4月24日)

カナダのトロントで開催されていた先進国7カ国(G7)外相会合は、北朝鮮の核兵器・ミサイルの完全廃棄を目指し、最大限の圧力を維持するなどとした共同声明を採択して閉幕した。 共同声明では、シリア情勢にも言及、「信頼に足る政治 … Read More

アル=カーイダ系のシリア解放戦線はアル=カーイダ系のシャーム解放機構拠点をドローンで爆撃、その後停戦に合意(2018年4月24日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)によると、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村にあるシャーム解放機構の拠点複数カ所を、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動)が無人航 … Read More

シリア・クルド民主党(アル・パールティ)イブラーヒーム派がハサカ県カフターニーヤ市に事務所開設(2018年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、シリア・クルド民主党(アル・パールティ)ナスルッディーン・イブラーヒーム派がカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市に当事務所を開設した。 開設式にはナスルッディーン・イ … Read More

ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でシリア軍がダーイシュ、シャーム解放機構と激しく交戦する一方、ロシアがヤルダー市、バッビーラー町と停戦協議(2018年4月24日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した … Read More

東カラムーン地方(ダマスカス郊外県)から反体制武装集団の退去完了(2018年4月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、ロシアの仲介による東カラムーン地方でのシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に基づき、21日から行われていた反体制武装集団の戦闘員と家族の退去が終了した。 24日には … Read More

ヒムス県北部、ハマー県南部でシリア軍がアル=カーイダ系のシャーム解放機構と交戦(2018年4月24日)

ヒムス県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(4月24日付)によると、シャーム解放機構は、県北部のサリーム村一帯でシリア軍と交戦、これを撃退した。 ** ハマー県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(4月24日付)に … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年4月24日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月24日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ラタキア県4件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも4件(ダルアー県1件、イドリブ県1件 … Read More

反体制系NGOシリア人権監視団のアブドゥッラフマーン代表はドゥーマー市での塩素ガス使用疑惑事件に関してシリア軍犯行説に疑義(2018年4月23日)

英国で活動する反体制系NGOシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は21日、訪問先のエジプト(カイロ)で『東京新聞』のインタビューに応じた(http://www.tokyo-np.co.jp/article … Read More

イスラーム軍「ダマスカス郊外県東カラムーン地方の敗北は、ダーイシュの攻撃、ロシアの圧力、そして大衆基盤の欠如が原因」(2018年4月23日)

イスラーム軍は声明を出し、ダマスカス郊外県東カラムーン地方からの反体制武装集団の退去に関して、ダーイシュ(イスラーム国)の存在、大衆基盤の欠如、ロシアの圧力が敗因だとの見方を示した。 声明によると、反体制武装集団の支配下 … Read More

ロシア24はドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件の映像に映っていた少年にインタビュー(2018年4月23日)

ロシア24(4月23日付)は、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件で、ホワイト・ヘルメットが拡散したビデオ映像に映っていた少年にインタビューを行い、その映像を公開した。 ロシア語通 … Read More

ロシアはフランスとシリアでの平和的対話再開に向けた共同の取り組み継続を確認しつつ、米国残留を求める動きを「植民地主義」と批判(2018年4月23日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はフランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話会談を行い、14日の米英仏のシリア攻撃後の対応について意見を交わした。 ロシア大統領府によると、プーチン大統領は会談で、シリア攻撃を国際法 … Read More

ロシア外務省不拡散軍備管理局長「OPCWの専門家チームは西側の圧力に曝されている」(2018年4月23日)

ロシア外務省のヴラジミル・エルマコフ不拡散軍備管理局長は7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件を調査するためにシリア入りしている化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家チームが、「西側の … Read More

ハリーリー最高交渉委員会代表「サウジアラビアなどアラブ諸国は米国の決定に従い、反体制派への軍事支援を停止した」(2018年4月23日)

最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表は、サウジアラビアをはじめとするアラブ諸国が反体制武装集団に対する軍事支援を停止していたことを明らかにした。 ハリーリー代表は、ロイター通信(4月23日付)に対して、「昨年末に軍事支 … Read More

イスラエル軍は占領下イスラエルへの流れ弾着弾を受け、シリア軍拠点を砲撃(2018年4月23日)

イスラエル軍は声明を出し、23日にイスラエル占領下のゴラン高原に設置された分離フェンス近くに、シリアでの戦闘の流れ弾と思われる迫撃砲弾1発が着弾…、国防軍が砲弾発射地点に対して1回の砲撃を行ったと発表した。 これに関して … Read More

イスラエルのシュタイニッツ国家インフラ・エネルギー水資源大臣「イランのイスラエルへの宣戦布告を許せば、アサドは命を危険に曝すことになる」(2018年4月23日)

イスラエルのユバール・シュタイニッツ国家インフラ・エネルギー水資源大臣は『イェディオト・アハロノト』(4月23日付)に対し、「もしアサドがシリアの指導者として、イランであれ、誰であれ、イスラエルに宣戦布告するのを許せば、 … Read More

ロシア日刊紙『コメルサント』はロシア政府がシリアへのS-300供与を決定したと伝えるも、ラヴロフ外務大臣はこれを否定(2018年4月23日)

ロシア日刊紙『コメルサント』(4月23日付)は、ロシア政府が、シリアにS-300防空システムを供与することを決定、緊急配備が開始されるだろうと伝えた。 この決定は、14日の米英仏のシリア攻撃を受けたもので、ロシア軍の複数 … Read More

ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市でシリア軍とパレスチナ人民兵がダーイシュ、シャーム解放機構と激しく交戦(2018年4月23日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月23日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した … Read More

東カラムーン地方ルハイバ市から反体制武装集団戦闘員とその家族数百人が退去(2018年4月23日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月23日付)によると、東カラムーン地方のルハイバ市で活動を続けてきた反体制武装集団の戦闘員およびその家族数百人が、21、22日に引き続き、停戦合意に従ってシリア政府によって準備された大型 … Read More