ダーイシュはイランのケルマーン県ケルマーン市にある殉教者墓地付近での爆発事件への関与を認める(2024年1月4日)

ダーイシュ(イスラーム国)は、3日にイランのケルマーン県ケルマーン市にある殉教者墓地(2020年1月3日にイラクで米軍によって暗殺されたイラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団前司令官のガーセム・ソレイマーニー氏の墓地が所在)付近で発生し、103人が死亡、188人が負傷した爆発事件への関与を認めた。

声明において、ダーイシュは、殉教志願する2人の兄弟、ウマル・ムワッハドとサイフッラー・ムジャーヒドが、ケルマーン市にあるガーゼム・ソレイマーニーの墓地の隣にあるラーフィド派偶像崇拝者(シーア派のこと)の大規模集会に対して自爆ベルトを爆発させ、ラーフィド派偶像崇拝者300人以上を殺害したと主張している。

AFP, January 4, 2024、ANHA, January 4, 2024、‘Inab Baladi, January 4, 2024、Reuters, January 4, 2024、SANA, January 4, 2024、SOHR, January 4, 2024などをもとに作成。

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