イランの支援を受ける武装グループがCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地を3度にわたって攻撃、有志連合はダイル・ザウル航空基地一帯に「イランの民兵」の拠点複数ヵ所を爆撃(2024年10月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランの支援を受ける武装グループが、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地を砲撃した。

また、数時間後にも、CONOCOガス田の米軍基地は無人航空機複数機の攻撃を受け、米軍が防空兵器で迎撃、少なくとも1機を撃破した。

しかし、その直後、CONOCOガス田の米軍基地は再び無人航空機1機の攻撃を受けた。

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2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで148回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:17回
CONOCOガス田の基地:50回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

基地への攻撃に対して、有志連合の戦闘機がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市近郊のダイル・ザウル航空基地一帯に「イランの民兵」の拠点複数ヵ所を爆撃した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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