国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。
午後12時12分
軍事筋:
シリア・ロシア合同戦闘機部隊は、アレッポ東部郊外のサフィーラ市周辺で、テロリストの集結地や移動ルートに対して断続的に爆撃を実施し、敵に数十人を殺傷したほか、複数の車両や機材を破壊した。
午後1時5分
軍武装部隊総司令部声明
過去24時間にわたり、シリア軍はシリアで活動する友軍のロシア軍と協力し、アレッポとイドリブの農村地帯におけるテロリストの拠点、物資倉庫、補給路、移動ルートに対し、集中的な爆撃、ミサイル攻撃、砲撃を実施、指揮所5ヵ所と、無人航空機などを含む武器や弾薬を収納する倉庫庫7ヵ所を破壊した。
我が軍が友軍であるロシア軍の協力のもとに行った精密爆撃により、過去数時間の間に複数の外国籍者を含むテロリスト400人以上を殲滅した。
我らが武装部隊はまた、アレッポ、ハマー、イドリブの農村地帯の複数の戦線で進軍を開始し、テロリストを侵入地域から排除し、これらの地域を完全に確保するための作戦を進行中である。さらに、新たな拠点を設置して、今後の攻撃に備えるとともに、戦闘区域にはさらなる軍事増援部隊が到着している。
総司令部は、テロ組織が複数の地域や村を制圧したという主張はまったく根拠がない虚偽の宣伝であり、士気を失った自勢力を鼓舞するためのプロパガンダに過ぎないと強調したい。これらの組織は、相次ぐ打撃と多大な損失により多くの拠点から逃亡し始めている。
総司令部は、シリア軍の将兵が高い士気と強い決意を持ち、テロに汚されたすべての清らかな土地を取り戻すまで、全力で任務を遂行し続ける覚悟があることを強調する。
午後2時21分
軍事筋:
ハマー県北部農村地帯の拠点1ヵ所での軍事会合、ないしは軍司令官らが攻撃されたというテロリストのページで流布されている報道は事実ではなく、これらの情報はすべて武装テロ組織によるデマと虚偽宣伝の一環であり、士気が低下したメンバーを鼓舞し、我らが国民の揺るぎない抵抗に影響を与えようとする意図がある。
午後5時56分
軍事筋:
シリア・ロシア軍の合同爆撃により、過去数時間の間にハマーおよびイドリブの農村地帯でテロリストの集結地や車列を攻撃、テロリスト数十人を殺害、その装備や車両が破壊した。
午後8時19分
軍事筋:
我が軍部隊は、ハマー県北部農村地帯の前線で武装テロ組織と激しい戦闘を繰り広げており、高い士気と勇気をもって対峙している。同時に、シリア・ロシアの合同戦闘機部隊がテロリストの集結地や移動ルートを集中的に爆撃を行い、彼らに甚大な人的および物的損害を与えている。
AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。
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