米国務省のマシュー・ミラー報道官は記者会見で、アレッポ県マンビジュ市での「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の停戦合意の履行期間が今週末(21日)まで延長されたと発表した。
停戦合意においては、シリア民主軍がユーフラテス川東岸に徹底することが定められている。
ミラー報道官はまた、シリアへの使節団の派遣の是非については、「我々はシリア情勢の評価を続け、さまざまな活動に参加するために使節を派遣するのに相応しい時を検討している」と述べた。
さらに、シャーム解放機構指導者でシリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)司令官のアブー・ムハンマド・ジャウラーニーことアフマド・シャルア氏にかけられている懸賞金は有効かとの問いに、「正義への報酬プログラムを通じて我々が出している報奨金は、現在も有効で未解決のままである」と述べた。
AFP, December 17, 2024、ANHA, December 17, 2024、‘Inab Baladi, December 17, 2024、Reuters, December 17, 2024、SANA, December 17, 2024、Sham FM, December 17, 2024、SOHR, December 17, 2024、al-Watan, December 17, 2024などをもとに作成。
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