SANAによると、保健省は、6月22日にダマスカスドゥワイラア地区の聖マール・イリヤース教会で発生した自爆テロ爆破事件による人的被害について、死者25人、負傷者63人に上ったと発表した。
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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は声明を出し、6月22日にダマスカスドゥワイラア地区の聖マール・イリヤース教会で発生した自爆テロ爆破事件の遺族に対して深い哀悼の意を示すとともに、負傷者の早期回復を心から願うと表明した。

シャルア暫定大統領は声明のなかで以下の通り強調した。
礼拝所で無実の市民が狙われたこの忌まわしい犯罪は、我々全シリア国民にとって深い痛みであり、今こそ政府と国民が一致団結して、祖国の安定と安全を脅かすすべてのものに立ち向かわなければならない。
我々は本日、すべての不正と犯罪に立ち向かう決意を新たにし、悲しみに暮れる方々に誓う。この卑劣な犯行に関与した者を必ず突き止め、裁判にかけ、正義をもって裁く。そのために、関係治安機関の力を総動員して昼夜を問わず捜査を続ける。
「すべての遺族に忍耐と慰めがもたらされ、負傷者が癒され、我らが愛するシリアがあらゆる災厄から守られるようにアッラーに祈る。
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