スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダーのマサーキン・フドル地区で、40代の市民が頭部を銃で撃たれて死亡しているのが発見された。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、約1週間前にハラスター市の自宅から職場に向かう途中で誘拐された男性(農業技師)の遺体が、頭部を銃で撃たれた状態で発見された。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アラン町で、アフマド・シャルア移行期政権の治安機関に所属するとされる覆面姿のグループ部隊が、前政権の士官と共に車輛の取引に関わっていたとされる男性1人を逮捕した。
また、シリア人権監視団によると、アレッポ市のライラムーン地区で、住宅協同組合による土地接収計画に反対する住民らが抗議デモを行った。
さらに、シリア人権監視団によると、前政権の民兵の一つバーキル旅団の元メンバーだったバーブ市出身の男性が、「匿名自由人」を名乗る武装グループの襲撃を受け暗殺された。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・ジッリーン村近郊の農場で、約2週間前に流れ弾を受け重傷を負った男性が死亡した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局所属だと名乗る武装グループがタッルカラフ市近郊のアーミリーヤ村出身のアラウィー教徒の兄弟2人を拘束した
また、ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タスニーン村の外れで、住民が集団墓地を発見、女性や子供を含む20人以上の遺体を回収した。
また、シリア人権監視団によると、ヒムス市タッル・ナスル地区で行方不明となっていた報道カメラマンのムハンマド・アクラム・アリー氏、その父アクラム・フセイン氏、親族のアミーン・アリー氏が遺体で発見された。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、旧シリア軍第3機甲師団司令官だったムワッファク・ナズィール・ハイダル容疑者が治安部隊によって逮捕された。
また、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊のカミーラ村で旧シリア軍に所属していたアラウィー教徒の元兵士が、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊の兵士により銃撃され、死亡した。
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