ハマー市のアッラーマ・ムハンマド・ハーミド・モスクでの金曜礼拝後、モスク内で混乱が発生(2025年7月25日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアッラーマ・ムハンマド・ハーミド・モスクでの金曜礼拝後、モスク内で混乱が発生した。

混乱は、ムハンマド・ハーミド師の息子が説教で、シリア国内に蔓延する宗派主義と分断の言説の高まりに対して警鐘を鳴らし、過激主義を否定し、すべてのシリア国民の間における平和的共存の重要性が強調したことがきっかけ。

この説教に、一部の礼拝者が「挑発的」だとして反発、罵声や怒号が飛び交い、説教師に対する口頭での暴言、さらには暴行寸前の騒ぎにまで発展した。

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