シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、『インディアン・エクスプレス』のインタビューに応じた。
インタビューでのアブディー総司令官の主な発言は以下の通り。
重要なのは、他の全ての武装勢力がシリア軍に統合され、軍が国民的アイデンティティを持ち、全てのシリア国民を守る役割を果たす明確な道筋を持つことだ。つまり、軍は特定の利害に従属してはならない。シリアの安定を確保するためには、すべてのシリア国民の意思を代表し、彼らを保護する民主的な制度が必要だと考えている。
これらの紛争や戦争(民族・宗教間の対立)は、これまで暫定政権が取ってきた政策の結果だ。シリアは多様な国であり、安定を維持するには、あらゆる集団とアイデンティティの権利が保護され、意思決定プロセスに参加できるようにする必要がある。例えば、政府は選挙を通じて地域評議会を設立し、各地域の事務を管理させることができる。さらに重要なのは、治安部隊や軍が民族・宗教間の戦争の当事者になってはならないということだ。
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