国連安保理はダーイシュの活動状況と対応について協議(2025年8月20日)

国連安保理は、第9982回会合を開き、ダーイシュ(イスラーム国)の活動状況と対応について協議した。

会合では、ダーイシュが依然として強靭かつ進化を続ける世界的脅威であり、とりわけアフリカで活動を活発化させていることが指摘された。

また、シリアでのダーイシュの活動状況をめぐっては、米国が有志連合による幹部排除の成果を強調、韓国代表は「シリアが再びテロの温床となることは許されない」と述べ、ダーイシュ・メンバーの子どもの本国への帰還と再統合が遅れれば、過激化を促すことになると警鐘を鳴らした。

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