スワイダー県では、スワイダー24、シリア人権監視団によると、スワイダー市のカラーマ広場でデモが行われ、自決権の要求が掲げられた。
会場には数十人の市民が集まり、アフマド・シャルア移行期政権による虐殺を非難する横断幕を掲げ、外国メディアや国際調査委員会のスワイダー県入りを求めた。
スワイダー24によると、ザイビーン町でも、住民らが、「テロとの対話はない」「誘拐された女性たちの問題は国際的な責任である」といったスローガンが書かれた横断幕を掲げて、抗議デモを行った。
スワイダー24によると、シャフバー町でも、大規模なデモが行われ、参加者らは「誘拐された男性と女性を解放せよ」とのスローガンを掲げ、移行期政権を非難した。
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SANAによると、スワイダー県の内務治安部隊が誘拐された民間人らを救出し、家族に身柄を引き渡した。

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県への食料や小麦粉を積んだ貨物車輛18台からなる人道支援の車列がブスル・ハリール市に設置されている通行所に到着した。
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